海の恵みを食卓へ美味しさづくりに想いを込めて
海の恵みを食卓へ、美味しさづくりに想いを込めて
気仙沼と働く vol.2 鍋を楽しもう
こんにちは。

11月も間も無く終盤となりました。
寒さが一層強まって、冬の冷たく澄んだ空気を感じるこの頃ですね。

冬といえば、お鍋の季節。

ワカメや昆布などの海藻がたくさん水揚げされる気仙沼では、お正月を控えたこの時期になると昆布の品揃えも増えてきます。硬く引き締まった出汁昆布はもちろん、昆布巻きやおでんの具にぴったりの柔らかく食べやすい昆布もあるんです。長い昆布が幅20cmくらい直径4~5cmの筒状に巻かれて塩漬けにされて売られています。これは産地ならではの販売スタイルですよね。

さて、海藻の話をさせていただいたところで、今月のレシピは「海藻を使った鍋が楽しくなる2品」をご紹介します。中でも「めかぶ」と「もずく」を使ったものを考案しました。
(レシピ紹介は中段以降から!)

みなさん、今更ですが「めかぶ」とは何だかご存知でしょうか?

めかぶは、ワカメの根っこの部分です。 ワカメの根っこ、どんな形をしているか見たことがありますか?大体のめかぶ商品は、食べやすくカットされて流通しているため、処理する前の本来のめかぶを見たことがある方は少ないのではないでしょうか。
なんとも有機的な形をしていいます。海の流れに流されずにしっかり根を張るためなのでしょう。 めかぶは、独特のネバネバ成分「メカブフコダイン」が多く含まれています。免疫力を高める成分として近年注目を集めています。
(以下で詳しくご紹介しています  https://www.hachiyosuisan.jp/reading_material_details/?no=25
気仙沼と働く vol.2 鍋を楽しもう
11月のレシピ-1「めかぶ入りキムチ鍋」
気仙沼は水産業のまち。様々な土地の漁師さんが来てはまた違う漁へ出て行く。昔から東北に限らず各地の方との交流がありました。「気仙沼ホルモン」という名物料理がありますが、地元の料理人が韓国から来られた方に聞きながらできた料理だとか。

そんな韓国は日本のようにめかぶを食します。めかぶやキムチといった韓国の食のイメージで、冬にぴったりの「キムチ鍋」を作りました。
当社の定番商品「味付けめかぶ」をお鍋の出汁ベースとして使います。「味付けめかぶ」は、甘さと醤油の塩味、めかぶ由来の旨みがバランスよく調味されているため、お湯で割るだけでお出汁の替わりにもなるのです。味付けめかぶ、お出汁にもなってお鍋の具としても楽しめる、いわば「食べるお出汁」ですね。

キムチの辛味が、味付けめかぶによってマイルドになるから不思議。お鍋の最後には、ご飯やお餅、またはうどんを入れたら一煮立ちさせれば旨みの染み込んだ”シメ”の完成です!
気仙沼と働く vol.2 鍋を楽しもう
11月のレシピ-2「もずく入り鍋のつけダレ」
あっさりしたお鍋の時は、ポン酢で食べるのがいいですよね。だけどいつもポン酢だと少し飽きてしまうことも。そこで、なんと「もずく酢」を使ったつけダレをご紹介します。もずく酢はそのまま一品としていただくことが多いですが、酸味をいかしてポン酢のように楽しむこともできます。

1つはシンプルにポン酢風にアレンジしたもの。お鍋の具にもずくが自然と絡んで、知らず知らずのうちに海藻を摂取できますね。

もう一つはゴママヨ風。ゴマだれをイメージしつつマヨネーズを加えたコクのあるタレです。味がしっかりしているので、ドレッシングとして使うこともできますよ。

もずくはキッチンハサミで小さく切っておくと食べやすいです。
どちらも手軽に作ることができます。

気仙沼の冬は寒いけれど空気がとても綺麗な時期です。そんな気仙沼風景を思い浮かべながら、ぜひ今回のお鍋料理をお楽しみください。
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