気仙沼と働く vol.3 塩辛を活用してクリスマスを楽しもう!
2021.12.10
#暮らし・社会・環境
12月のレシピ-1「塩辛気仙沼入り ポテトサラダの雪だるま」
まずは簡単な一品から。子どもたちもきっと喜ぶ、雪だるまの形をしたポテトサラダです。いつものポテトサラダに塩辛を加えて丸めるだけ。塩辛のコクと旨みをいかしたレシピです。美味しくなあれと、願いを込めながら丸めたり、ゴマでお顔を作ったり、帽子を載せたり。大きい雪だるまや小さい雪だるま、笑った顔や怒った顔など、たくさん作って色々変化をつけるのもいいでしょう。
子どもたちと楽しめる簡単な作業ばかりですので、休みの日のメニューにもおすすめです。
クリスマスやお誕生日のお食事のオードブルにはもちろん、しっかりめの味わいですので、お酒のおつまみにもなり、1品で子どもも大人も楽しる大活躍メニューです。
子どもたちと楽しめる簡単な作業ばかりですので、休みの日のメニューにもおすすめです。
クリスマスやお誕生日のお食事のオードブルにはもちろん、しっかりめの味わいですので、お酒のおつまみにもなり、1品で子どもも大人も楽しる大活躍メニューです。
12月のレシピ-2「パエリア風塩辛ピラフ」
2品めは、メイン料理にぴったりの塩辛を使ったパエリア風ピラフです。塩辛とお肉、野菜の旨みをご飯にたっぷりと含ませて炊き込んでいます。
私が以前スペインのバレンシア地方へ行った時、現地のパエリアの美味しさに感銘を受けました。その時いただいたのは、玄米のパエリアとニンニクのスープ。ニンニクの使い方も素晴らしく、刺激的な香りを楽しむというよりは、しっかり火を加えて、ほくっとした食感と滋養強壮をいただく、という感じを受けました。旅の疲れが飛ぶような美味しさだったのを覚えています。同時に、米も魚も食べる文化が、日本食に近いなと思ったのです。
このレシピは、炊飯器を使うと手軽ですが、フライパン調理もおすすめ。蓋をすれば案外短時間で見た目も美しく出来上がります。盛り付けし直すことなく、そのままテーブルへ。おこげができるのも魅力の一つです。
仕上げにレモンをキュッと絞ると、味が引き締まってより美味しくいただけます。今の季節ならゆずを使ってもいいですね。
魚介はアサリやムール貝にしたり、冷蔵庫にある野菜を活躍させてもいいでしょう。
コラムを書いていて、気仙沼のクリスマスの風景が思い出されてきました。フェリー乗り場を囲む内湾にデコレーションされたたくさんの小さなライト。キーンと凍てつくように澄んだ空気の中、キラキラと小さな光が輝く夜の景色が、とても美しかったです。
それでは、今年も素敵なクリスマスをお迎えください。
私が以前スペインのバレンシア地方へ行った時、現地のパエリアの美味しさに感銘を受けました。その時いただいたのは、玄米のパエリアとニンニクのスープ。ニンニクの使い方も素晴らしく、刺激的な香りを楽しむというよりは、しっかり火を加えて、ほくっとした食感と滋養強壮をいただく、という感じを受けました。旅の疲れが飛ぶような美味しさだったのを覚えています。同時に、米も魚も食べる文化が、日本食に近いなと思ったのです。
このレシピは、炊飯器を使うと手軽ですが、フライパン調理もおすすめ。蓋をすれば案外短時間で見た目も美しく出来上がります。盛り付けし直すことなく、そのままテーブルへ。おこげができるのも魅力の一つです。
仕上げにレモンをキュッと絞ると、味が引き締まってより美味しくいただけます。今の季節ならゆずを使ってもいいですね。
魚介はアサリやムール貝にしたり、冷蔵庫にある野菜を活躍させてもいいでしょう。
コラムを書いていて、気仙沼のクリスマスの風景が思い出されてきました。フェリー乗り場を囲む内湾にデコレーションされたたくさんの小さなライト。キーンと凍てつくように澄んだ空気の中、キラキラと小さな光が輝く夜の景色が、とても美しかったです。
それでは、今年も素敵なクリスマスをお迎えください。
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12月といえばクリスマス。水産業界では、どちらかというとクリスマスよりお歳暮やお正月に向けた準備で忙しいのが通例でした。八葉水産東京事務所は築地の近くにあります。築地といえば市場の活気でしょう。今では主な市場機能は豊洲に移りましたが、お正月を控えた市場の賑やかさ、忙しさといったら、本当にワクワクしたものでした。
さて、新しいことにチャレンジし続ける八葉水産。昨今、ご自宅での食事の時間をより充実させていきたいというご要望の高まりに合わせて、今回はクリスマスメニューにチャレンジします。
今回の素材は「塩辛」です。塩辛は、水産業の街では昔から保存食として各家庭で仕込むものでした。当時は、保存するために塩分を多くすることで対応してきましたが、今の八葉水産の塩辛は、塩分はほどほどにマイルドな味わいに仕立てています。このため洋風メニューへのアレンジもしやすいのが特徴です。 ヨーロッパなどで似たような魚介の塩漬けといえば、アンチョビでしょう。そう、塩辛はいわば和製アンチョビとも言える、調味料感覚の素材です。