こばやしとほんだのゆるっと座談会 vol.1 テーマ「気仙沼の食」
●はじめに
▶YUKI FOOD DESIGN STUDIO 小林幸氏。
▶八葉水産社員の本田。画像は経営企画室メンバー作。
●本田の仕事と気仙沼時代の小林氏
小林:本田さん、今日はよろしくお願いします。
本田:はい、よろしくお願いします。
小林:さて、本田さんは、今年の春から八葉水産でのお仕事をスタートされたそうなんですが、どんなお仕事をされていますか。
本田:私は経営企画室という部署に所属し、その中でも資材管理の仕事を担当しています。 生産に関係する包材や備品みたいなものの調達で、資材メーカーの方とのやり取りも多いです。生産現場の方から「こういうのを○○までに欲しいんですけどお願いできますか」とか、あと最近だとキャンペーン景品の準備や、発送手配とかもやってましたね。
本田:はい、よろしくお願いします。
小林:さて、本田さんは、今年の春から八葉水産でのお仕事をスタートされたそうなんですが、どんなお仕事をされていますか。
本田:私は経営企画室という部署に所属し、その中でも資材管理の仕事を担当しています。 生産に関係する包材や備品みたいなものの調達で、資材メーカーの方とのやり取りも多いです。生産現場の方から「こういうのを○○までに欲しいんですけどお願いできますか」とか、あと最近だとキャンペーン景品の準備や、発送手配とかもやってましたね。
▲仕事中の本田
小林:最初は電話とか緊張しなかったですか?
本田:すごい緊張して最初なんか声が震えていました(笑)今は少しずつ慣れてきたところです。
小林さんは、震災後ETIC.右腕派遣で八葉水産に参画したと伺ったんですが、気仙沼にいた時はどんな仕事をされていたんですか。
小林:私は復興のタイミングだったので、新しいブランド(Riaf(※1))の立ち上げに携わっていました。新商品開発やデザイン、イベントの企画・運営などたくさんの仕事に関わらせていただきましたね。イベントも多数ありましたが、高校生のレシピコンテストが思い浮かびますね。
本田:すごい緊張して最初なんか声が震えていました(笑)今は少しずつ慣れてきたところです。
小林さんは、震災後ETIC.右腕派遣で八葉水産に参画したと伺ったんですが、気仙沼にいた時はどんな仕事をされていたんですか。
小林:私は復興のタイミングだったので、新しいブランド(Riaf(※1))の立ち上げに携わっていました。新商品開発やデザイン、イベントの企画・運営などたくさんの仕事に関わらせていただきましたね。イベントも多数ありましたが、高校生のレシピコンテストが思い浮かびますね。
本田:高校生のレシピコンテストですか。ちなみにどんなレシピがあったんですか。
小林:気仙沼産食材を使ったレシピを募集したのですが、「わかめ」を使ったパイを考案した学生さんがいました。わかめ養殖のロープに見立てた形状で、よく考えられていたのを覚えています。
本田:わかめのパイですか!どんなパイだったのか、とても気になります。食べてみたいですね。
小林:気仙沼産食材を使ったレシピを募集したのですが、「わかめ」を使ったパイを考案した学生さんがいました。わかめ養殖のロープに見立てた形状で、よく考えられていたのを覚えています。
本田:わかめのパイですか!どんなパイだったのか、とても気になります。食べてみたいですね。
●ホヤってスーパーで並ぶもの?紅白マグロのお刺身!?初めて出会う気仙沼の食体験
本田:さて、今回の対談のテーマが「気仙沼の食」という事なんですが…
小林:そうですね。本田さんは、この春から気仙沼にいた時はでの生活をスタートされましたが、どんな食生活をされてますか。
本田:私ですか!…基本的に日頃は自炊をしてますけど、お肉を使った料理をすることが多くて、まだあまり魚の料理はしていないんです。
小林:やっぱり調理しにくいってことですかね。
本田:そんな感じですね。
小林:お肉の方が簡単に料理できますもんね。
本田:そうなんですよね。気仙沼だと「ホヤが揚がりました!」とか「サンマが揚がりました!」みたいな話も聞くので食べたいなとは思うんですけど…
小林:なるほど。食べたいけど食べる機会があまりない感じなんですね。
外で食べないとそういうのはなかなか…
例えば、会社のみなさんで食事をする機会ってありますか?最近はコロナでなかなかないと思うんですけど。
本田:そうですね…ほんとにたまにお店に食べに行こうってなったりだとか、同僚と月に一回ラーメンを食べに行ったりはします。
小林:気仙沼のラーメン。
本田:気仙沼のラーメンですね(笑)
小林:そうですね。本田さんは、この春から気仙沼にいた時はでの生活をスタートされましたが、どんな食生活をされてますか。
本田:私ですか!…基本的に日頃は自炊をしてますけど、お肉を使った料理をすることが多くて、まだあまり魚の料理はしていないんです。
小林:やっぱり調理しにくいってことですかね。
本田:そんな感じですね。
小林:お肉の方が簡単に料理できますもんね。
本田:そうなんですよね。気仙沼だと「ホヤが揚がりました!」とか「サンマが揚がりました!」みたいな話も聞くので食べたいなとは思うんですけど…
小林:なるほど。食べたいけど食べる機会があまりない感じなんですね。
外で食べないとそういうのはなかなか…
例えば、会社のみなさんで食事をする機会ってありますか?最近はコロナでなかなかないと思うんですけど。
本田:そうですね…ほんとにたまにお店に食べに行こうってなったりだとか、同僚と月に一回ラーメンを食べに行ったりはします。
小林:気仙沼のラーメン。
本田:気仙沼のラーメンですね(笑)
▲気仙沼市内にあるラーメン店のラーメン
小林:気仙沼の郷土料理だとか旬の魚をたくさんとかは入社してからまだ食べていない?
本田:そうですね。唯一お店で魚料理を食べたのは、入社前、面接の後とかに八葉水産の方に連れて行ってもらったときですね。海鮮丼をいただきました。
小林:おいしいですよね。
本田:おいしかったです。
本田:そうですね。唯一お店で魚料理を食べたのは、入社前、面接の後とかに八葉水産の方に連れて行ってもらったときですね。海鮮丼をいただきました。
小林:おいしいですよね。
本田:おいしかったです。
小林:私が気仙沼にいたときは、たくさんのおいしいものを紹介してもらったり、自分で料理したりしていました。おいしい記憶がたくさんあるのですが、メカジキのお刺身には驚きましたね。これまでメカジキは味噌漬けとかソテーとか、焼いて食べたことしかなくて、生で食べられると思わなかったので、忘れられないですね。それと、地元の先輩に、祝いの席ではマグロとメカジキの刺身を紅白の盛り合わせとして食べる文化があると聞いたことがあります。
本田:マグロとメカジキの紅白の盛り合わせですか。豪華ですね。食べてみたくなりました。
本田:マグロとメカジキの紅白の盛り合わせですか。豪華ですね。食べてみたくなりました。
▲お刺身の盛り合わせ
小林:お刺身はとても豪華ですね。また、お刺身の"ツマ"に大根の千切りではなく、ワカメを使っているお店がありました。なんて贅沢なんだろうと。
本田:なるほど、他に印象的だった食はありますか。
小林:気仙沼といえばホヤが有名ですよね。せっかくなので頑張ってホヤをさばいたこともあります。料理動画を見ながらですが。水がたくさん出て、ちょっと焦りましたね。
小林:気仙沼といえばホヤが有名ですよね。せっかくなので頑張ってホヤをさばいたこともあります。料理動画を見ながらですが。水がたくさん出て、ちょっと焦りましたね。
▲ホヤ
本田:ホヤをさばいたんですね!私はさばいたことがありませんが、私の地元の東松島でも、ホヤは月に一度くらいは食べていました。スーパーに行くと大体並んでいますもんね。
小林:三陸だとホヤはとても身近ですが、鮮度を維持するのが難しいようで、私は関東のスーパーでホヤを見たことがありませんでした。こだわりの魚屋さんがたまに扱っているくらいで。三陸は本当に新鮮な海産物であふれていると思います。
小林:三陸だとホヤはとても身近ですが、鮮度を維持するのが難しいようで、私は関東のスーパーでホヤを見たことがありませんでした。こだわりの魚屋さんがたまに扱っているくらいで。三陸は本当に新鮮な海産物であふれていると思います。
●仕事のやりがい
小林:最近は海の市(※2)でイベントとかないですか?
本田:大きいイベントだと、海の市の隣の魚市場で産業まつりがありました。
私は八葉水産の出店には参加しなかったんですが、かなり早い段階で用意していた商品が売り切れたと聞きましたよ。
産業まつりの日が、ワインツーリズムさんりく(※3)というワインのイベントの開催日と同じ日で、私はそちらの準備をしていました。
本田:大きいイベントだと、海の市の隣の魚市場で産業まつりがありました。
私は八葉水産の出店には参加しなかったんですが、かなり早い段階で用意していた商品が売り切れたと聞きましたよ。
産業まつりの日が、ワインツーリズムさんりく(※3)というワインのイベントの開催日と同じ日で、私はそちらの準備をしていました。
▲ワインツーリズムさんりく2022_気仙沼会場の様子
本田:経営企画室の同僚が企画を立ち上げて、当日はワインに合わせて、いか明太子を使った簡単ピザ(※4)をふるまっていました。お客様からおいしいという声をいただけましたし、塩辛が苦手だけど、これはおいしいと喜ばれて、とても嬉しかったです。メーカーですと消費者の方から直接声をいただける機会が少ないので貴重でしたし、私自身、すごくうれしい経験でした。
小林:なるほど。いいですね。本田さんがお客様と笑顔で接しているシーンが目に浮かびます。確かにメーカーの本社でお仕事をしていると、消費者の方との接点は限られますよね。私も一緒に仕事をする仲間や関係者の方々とたくさんのやり取りを重ねる中で、笑顔を見せてもらったり、信頼を寄せあっていることを感じると、本当にやってよかったなあと思うばかりです。
小林:今日は気仙沼の食文化に触れつつ、お互いの仕事のやりがいなんかも共有できましたね。次回も楽しみにしています。
本田:ありがとうございました!気仙沼の食体験で初めて知ったこともたくさんありましたし、とても楽しかったです。次回もよろしくお願いします。
本田:ありがとうございました!気仙沼の食体験で初めて知ったこともたくさんありましたし、とても楽しかったです。次回もよろしくお願いします。
※1:Riaf:気仙沼から新たな食を発信するブランド「リアスフードを食卓に。」の略称です。Riafの詳細はこちらからご覧ください。→気仙沼・リアスフードを食卓に。 (riasfood.jp)
※2:海の市:気仙沼市産業センターの通称。気仙沼市名産のお土産が揃っており、日本で唯一のサメの博物館であるシャークミュージアムや氷の水族館が施設内にあります。なお、当社製品は海の市内の「伊八郎」さんで購入可能です!
※3:ワインツーリズムさんりく:ワインツーリズム®の三陸版。今年は八戸から南三陸までのワイナリーが参加しました。ワインツーリズムさんりくの詳細はこちらからご確認ください。→https://wtsanriku.com/
※4:いか明太子の簡単ピザ:八葉水産ホームページに掲載中の簡単塩辛チーズピザのアレンジレシピです。簡単塩辛チーズピザはこちらからご確認ください。→簡単塩辛チーズピザ | 株式会社八葉水産 (hachiyosuisan.jp)
当コラムは、YUKI FOOD DESIGN STUDIO 小林幸氏と、八葉水産社員の本田が「食」についてのよもや話を座談会形式で話し合ってみたものです。中心となるテーマを基に美味しい食べ物や食の考え方、八葉水産の裏話や食に関する経験などをざっくりと話してみました。
第一回目となる今回のテーマは、「気仙沼の食」です。八葉水産が本社を構える宮城県気仙沼市の食に関して、小林氏と当社・本田の対談をお送りします。
※次回更新予定月 1月