こばやしとほんだのゆるっと座談会 vol.3 テーマ「レシピ裏話」(その2)
●はじめに
▶YUKI FOOD DESIGN STUDIO 小林幸氏。
▶八葉水産社員の本田。画像は経営企画室メンバー作。
▶八葉水産社員の清水部長。経営企画室部長で本田の上司。画像は経営企画室メンバー作。
●意外性へのチャレンジ
清水:小林さんにご提案いただくレシピって、シンプルで作りやすくて、けど映えるというか。非常に彩りも豊かなレシピなのが毎回ありがたいなと思っています。
小林:ありがとうございます。私も提案すると「それで」って言ってくださるので。ありがたくて。
清水:あはははは(笑)
僕が今まで提案いただいて一番「なるほど!」と思ったのはあれですね、もずくを使ったタレですね。お鍋のつけダレ。お鍋のシーズンで何か提案していただけますかっていうときに、もずく使った付けダレを提案していただいたのは意外で、なるほど!って思いましたね。
小林:ちょっと地味なレシピでしたけれど(笑)
清水:混ぜると煮るという考え方ではなく、そのまま食べるものもあると思うのですが、調味液的な使い方でした。うちの商品、調味液自体も結構おいしくできているので、それを活用するっていう発想が「あ、確かにな」って。
小林:ありがとうございます。私も提案すると「それで」って言ってくださるので。ありがたくて。
清水:あはははは(笑)
僕が今まで提案いただいて一番「なるほど!」と思ったのはあれですね、もずくを使ったタレですね。お鍋のつけダレ。お鍋のシーズンで何か提案していただけますかっていうときに、もずく使った付けダレを提案していただいたのは意外で、なるほど!って思いましたね。
小林:ちょっと地味なレシピでしたけれど(笑)
清水:混ぜると煮るという考え方ではなく、そのまま食べるものもあると思うのですが、調味液的な使い方でした。うちの商品、調味液自体も結構おいしくできているので、それを活用するっていう発想が「あ、確かにな」って。
清水:あと割と海藻って春から夏にかけてのイメージがすごい強いんですよね。もずくなんてその最たるもので、基本的に夏場なんですよ。6,7,8月っていう所が年間でも一番売れる時期なので。そこでですよ、もずくで鍋!?という部分があったのでこのレシピ提案は非常に、なんというか意外性が高かったですね。
小林:ありがたいコメントですね。確かに、もずくは夏にすっきりと食べるイメージが消費者にも強いと思うので。
清水:本田さん、なんか作ってみたいレシピってありますか。
本田:全部基本的に作ってみたいんですけど…。
あ、そうだ。以前打合せで話しにあがった、納豆に何をかけるかっていうの。納豆に塩が合うという話で、試してみました!
清水:僕、勇気が出なくてやれていないんだよね。
小林:そんなに奇抜な味じゃないですよ(笑)。
本田:普通になじむ感じがあって。塩のかかっている部分が程よく塩味がしておいしかったです。あっさりでした、すごく。
小林:ありがたいコメントですね。確かに、もずくは夏にすっきりと食べるイメージが消費者にも強いと思うので。
清水:本田さん、なんか作ってみたいレシピってありますか。
本田:全部基本的に作ってみたいんですけど…。
あ、そうだ。以前打合せで話しにあがった、納豆に何をかけるかっていうの。納豆に塩が合うという話で、試してみました!
清水:僕、勇気が出なくてやれていないんだよね。
小林:そんなに奇抜な味じゃないですよ(笑)。
本田:普通になじむ感じがあって。塩のかかっている部分が程よく塩味がしておいしかったです。あっさりでした、すごく。
▲納豆
清水:あの、レシピでもあるあるなんですけれど、人間ってなんか決まったものに落ち着いちゃいますよね。塩と納豆は食卓にずっと準備しているんですけれど、どうしても醤油を選んでしまっていて。変化って、毎日仕事に向かう中でなんとなく違和感として感じることがあるから、特に食事は。納豆に塩っていうちょっと変わった食べ方を平日にやるのちょっと勇気がいるなって躊躇っちゃったんですよね。
小林:なるほど。その日の朝の出来事が一変してしまって…。
清水:なんか一日が変わってしまうんじゃないか?みたいな。
小林:そういう意味では塩一つまみで一日が変わってしまうかもしれないと思うとすごいですね(笑)。
清水:あれですよね、料理が変わると気分も変わるみたいなところありますよね。頑張った日のご褒美のご馳走とか、そういうのもあるじゃないですか。
小林:うんうん。そういえばこの前の本田さんとの対談を踏まえて(対談コラムvol.2)、本田さん、人参入りのお鍋作ってくれたじゃないですか。
本田:はい。お話ししている間から夜ご飯はこれにしようと決めて帰ったのでその頭しかなかったです。
小林:なるほど。その日の朝の出来事が一変してしまって…。
清水:なんか一日が変わってしまうんじゃないか?みたいな。
小林:そういう意味では塩一つまみで一日が変わってしまうかもしれないと思うとすごいですね(笑)。
清水:あれですよね、料理が変わると気分も変わるみたいなところありますよね。頑張った日のご褒美のご馳走とか、そういうのもあるじゃないですか。
小林:うんうん。そういえばこの前の本田さんとの対談を踏まえて(対談コラムvol.2)、本田さん、人参入りのお鍋作ってくれたじゃないですか。
本田:はい。お話ししている間から夜ご飯はこれにしようと決めて帰ったのでその頭しかなかったです。
▲1月コラム掲載の人参を使用したお鍋
小林:食べたらどうでした?
本田:美味しかったです。野菜を使おうと思っても使いにくかったんですけど、自分の好きな人参を使おうって決めたらそのまますんなり作れた感じです。久しぶりに人間らしい食生活をしました(笑)。
清水:人参のお鍋ってあれですか、コラムに出てきたやつ?
小林:そうです。人参のお鍋っていうか、好きな野菜の話になって、本田さんが人参が好きということがわかって。ならそれをお鍋に入れると簡単で気軽に野菜不足を解消しつつ料理できるんじゃない?という話だったんですよね。私の軽い提案を実践して、コラムに載せてくれたのがすごく嬉しかったです。
本田:美味しかったです。野菜を使おうと思っても使いにくかったんですけど、自分の好きな人参を使おうって決めたらそのまますんなり作れた感じです。久しぶりに人間らしい食生活をしました(笑)。
清水:人参のお鍋ってあれですか、コラムに出てきたやつ?
小林:そうです。人参のお鍋っていうか、好きな野菜の話になって、本田さんが人参が好きということがわかって。ならそれをお鍋に入れると簡単で気軽に野菜不足を解消しつつ料理できるんじゃない?という話だったんですよね。私の軽い提案を実践して、コラムに載せてくれたのがすごく嬉しかったです。
●頑張らずに作れる料理とは
清水:提案いただいたレシピは、基本的に労力少なく作れるレシピで、やろうと思えばすぐできるし、体にもおいしいからやった方がいいんだろうけど。うちの商品をもっと活用してもらいたいですね、世の中でね。
小林:そうなんですよ。本当に生活を楽にするための知恵みたいな感じで何でも使ってもらえれば嬉しいです。喜んでくれる人が増えると思うので。
本田:以前のレシピにあるうどんもいいですね。家に帰ってうどんを茹でてうすあさめかぶを入れるだけ、とか。
清水:これね、忙しいとき僕もたまにやるんですよ。
本田:あ、そうなんですか?
清水:野菜とか食物繊維が足りないなっていう時はこれやりますね。冷凍のうどんを出して茹でて、うすあさめかぶかけてたれかけて混ぜて。かさ増しにもなるしすごい良いんですよ。
小林:そうなんですよ。本当に生活を楽にするための知恵みたいな感じで何でも使ってもらえれば嬉しいです。喜んでくれる人が増えると思うので。
本田:以前のレシピにあるうどんもいいですね。家に帰ってうどんを茹でてうすあさめかぶを入れるだけ、とか。
清水:これね、忙しいとき僕もたまにやるんですよ。
本田:あ、そうなんですか?
清水:野菜とか食物繊維が足りないなっていう時はこれやりますね。冷凍のうどんを出して茹でて、うすあさめかぶかけてたれかけて混ぜて。かさ増しにもなるしすごい良いんですよ。
小林:うんうん。今まで蓄積してきたレシピをたくさんの人に活用してほしいですよね。ただ、活用するまでに一歩踏み切れないなら、そこをちょっと楽に踏み込めるような提案も必要かなあ。
清水:実際5分くらいで作れる料理ばっかりじゃないですか。そういうのもみんなにもっとわかりやすい形で示していかないといけないのではないのかなってちょっと思いました。今。
小林:簡単であることが今すごく上位にありますもんね。
清水:みんな時間ないから、どんどん時間短くおいしく食べたいっていうので惣菜とかレンチン食材とかはやっていると思うんですけれども。載せてるレシピって、それと同じくらい簡単ではあるんですよね。オリジナリティもあるしおいしいし。
小林:買ってきた惣菜より一歩手作りっぽく見えるので結構喜ばれると思うんですよね。これとこれを買えば作れるみたいな見え方にしたらハードル下がりますかね。
本田:あー。
清水:さっきの納豆と塩なんですけど、自分の中の定番に入っていないと日常使いにはならないんですよね。今日は料理するぞってなったら作るんだろうけど。
本田:そうですよね。
小林:うんうん。変化ってね、ちょっと大きいですもんね影響が。
清水:うん。
本田:家に帰ってこれがあるから作ろう、というよりは今日はちゃんと料理するぞ、の方が作るような気がします。
清水:それか、作り慣れてて「これなら30秒で作れる」ってわかっていれば今日は作るかって気になるじゃん。
本田:それはなりますなります。
清水:そこのハードルを越えるのが難しいんだろうな。
小林:そこを超えるのが、インスタライブとか、ちょっと簡単そうに素敵に見える動画とかなのかもしれないですね。
清水:やっぱりそういうの見て自分にもできるってわかるっていうことがきっと大切なんでしょうね。
小林:少し話が変わりますが、早送りでやっているレシピ動画とか簡単そうに見えますけど、実際やってみると大変だったりしますよね。
本田:分かります(笑)。
清水:例えばハンドミキサーが出てきたりするんですけれども「そんなの持ってないよ!」みたいなね。
最近ストーブで無水調理するのにはまっているんですけれども、あれの何が良いって野菜を適当に入れてお肉に塩も見込んであげれば素材から水分が出て勝手にスープになるんですよ。且つ、油とかも使ってないので体にいいのでやっちゃうんです。
清水:実際5分くらいで作れる料理ばっかりじゃないですか。そういうのもみんなにもっとわかりやすい形で示していかないといけないのではないのかなってちょっと思いました。今。
小林:簡単であることが今すごく上位にありますもんね。
清水:みんな時間ないから、どんどん時間短くおいしく食べたいっていうので惣菜とかレンチン食材とかはやっていると思うんですけれども。載せてるレシピって、それと同じくらい簡単ではあるんですよね。オリジナリティもあるしおいしいし。
小林:買ってきた惣菜より一歩手作りっぽく見えるので結構喜ばれると思うんですよね。これとこれを買えば作れるみたいな見え方にしたらハードル下がりますかね。
本田:あー。
清水:さっきの納豆と塩なんですけど、自分の中の定番に入っていないと日常使いにはならないんですよね。今日は料理するぞってなったら作るんだろうけど。
本田:そうですよね。
小林:うんうん。変化ってね、ちょっと大きいですもんね影響が。
清水:うん。
本田:家に帰ってこれがあるから作ろう、というよりは今日はちゃんと料理するぞ、の方が作るような気がします。
清水:それか、作り慣れてて「これなら30秒で作れる」ってわかっていれば今日は作るかって気になるじゃん。
本田:それはなりますなります。
清水:そこのハードルを越えるのが難しいんだろうな。
小林:そこを超えるのが、インスタライブとか、ちょっと簡単そうに素敵に見える動画とかなのかもしれないですね。
清水:やっぱりそういうの見て自分にもできるってわかるっていうことがきっと大切なんでしょうね。
小林:少し話が変わりますが、早送りでやっているレシピ動画とか簡単そうに見えますけど、実際やってみると大変だったりしますよね。
本田:分かります(笑)。
清水:例えばハンドミキサーが出てきたりするんですけれども「そんなの持ってないよ!」みたいなね。
最近ストーブで無水調理するのにはまっているんですけれども、あれの何が良いって野菜を適当に入れてお肉に塩も見込んであげれば素材から水分が出て勝手にスープになるんですよ。且つ、油とかも使ってないので体にいいのでやっちゃうんです。
▲清水部長による無水調理の様子
清水:前は結構そのままの野菜を買ってきて自分でカットしていたんですけれど、最近それすら面倒くさくなっちゃって。昨日、カット済の野菜を買ってきて、それでやってみたら5分くらいでできちゃって。仕事終わった後で結構疲れていたんですけど、それならできるなって思って。
上手くズルするじゃないですけど、スーパーとかでも料理を楽にするような野菜だとか準備されているから、どんどん活用していけばみんな楽になるんじゃないですかね。
その3に続きます。その3はこちらからご覧いただけます。
上手くズルするじゃないですけど、スーパーとかでも料理を楽にするような野菜だとか準備されているから、どんどん活用していけばみんな楽になるんじゃないですかね。
その3に続きます。その3はこちらからご覧いただけます。
当コラムは、YUKI FOOD DESIGN STUDIO 小林幸氏と、八葉水産社員の本田が「食」についてのよもや話を座談会形式で話し合ってみたものです。中心となるテーマを基に美味しい食べ物や食の考え方、八葉水産の裏話や食に関する経験などをざっくりと話してみました。
第三回目となる今回のテーマは、「レシピ裏話」です。ホームページに掲載中のレシピについてのこだわりなど、小林氏と当社・清水、本田の対談をお送りします。今回は4部構成になっております。本記事はその2です。その1はこちらからご覧いただけます。
※次回更新予定日:4月12日(水)