●はじめに
●宮野さん(所属:生産部・生産二課)にインタビュー
ーーでは初めに自己紹介をお願いします。
宮野:八葉水産 生産部 生産二課に所属しています宮野です。
ーーよろしくお願いします。
宮野:よろしくお願いします。
ーーではインタビューを始めます。早速ですが宮野さんが日々取り組んでいる業務について教えていただけますか。
宮野:主に製品の調味を担当しています。カット・ボイルしためかぶを調味液や調味料と混ぜる工程ですね。
ーー宮野さんが所属している第二工場ではめかぶ製品の製造を行っていますが、どのような流れで製造しているのでしょうか。
宮野:製造の流れとしては、まずはめかぶを解凍する作業から始めます。数日かけて冷凍保存していためかぶを解凍して、その後機械を通して洗浄作業を行います。で、その後に人の手で選別しています。その後は、カッターでめかぶを刻んでボイルする、もしくはカット前の丸の状態のままボイルを行います。ボイル後は、殺菌と冷却の工程を行って、丸の状態でボイルしたものはカットして、水を切って計量します。計量したら調味液や調味料を加えてミキサーでミキシングの作業を行います。ここまでが製造の工程です。この後は、充填・包装の担当者に調味後の製品を渡して、充填・包装してもらいます。
ーーその中で宮野さんは製品の調味を担当されているんですね。日々どのような流れで業務を行っておりますか。
宮野:一日の流れで言うと、朝に前日準備した調味料の確認を複数人で行います。その後めかぶの調味を行います。調味が終わった後は、掃除や、調味料や調味液の使用量を計算し残量の管理を行っています。製造工程全体を通して、製造後は機械や器具の清掃を行うので、洗剤の使用量や翌日分の原料の量の計算も行っていますね。最後に、当日作った製品の量の計算を行って業務が完了します。その他には一週間に一度、一週間に使用するめかぶの量や調味料の量を計算しています。原料が不足すると製造できなくなってしまいますので。
宮野:製造時は、異物が入らないようにすることに気を付けています。異物が入った商品をお客様に提供するわけにはいかないので、そこは一番ですね。あとは機械の破損。破損した時に欠片が商品に入ってしまうと危ないので注意しています。その他、調味料の入れ間違いや入れ忘れにも注意して製造しています。
ーー商品の味や安全性の保障に気を付けているんですね。そんな当社商品のアピールポイントはどこでしょうか。
宮野:そうですね、安心安全な商品だという点が1つアピールできるところではないかなと思っています。安全な商品を作ろうという意識のもと、製造を行っておりますので。
宮野:先ほど回答しましたが、人為的なミスを起こさないことと、先を見据えた行動を心がけているつもりです。この後どの調味料がなくなるとか、原料は足りるのかっていうのは常に考えています。あとは時間の使い方もですね。製造数量は決まっているので、短い時間を有効活用するため皆に指示を出したりだとか、自分が動いたりとかっていうのはこだわりというか気を付けているところですね。
ーー最後に消費者の方に向けて一言お願いします。
宮野:製造している身としては、買っていただけるだけで嬉しいですね。安心安全な商品を作っているので、おいしく食べていただけたらいいなと思います。
ーー以上で終了となります。本日はありがとうございました。
皆様の食卓に並ぶ八葉水産の商品が「どのように作られているのか」、「どのようなこだわりをもって作られているのか」といった事柄はなかなかお客様にお伝えする機会がありません。当コラムでは、日々八葉水産の商品を製造している製造者にインタビューを行い、そのこだわりや思いをお届けします。
第二回目となる今回は、当社・第二工場でめかぶ製品の製造に携わっている、宮野さんのインタビューをお届けします。